【振り返り1日目】佐久でローカルシフトを考えるワーケーション合宿

前回の投稿で『佐久でローカルシフトを考えるワーケーション合宿』の全体的な報告と振り返りをしました。

とても濃厚な時間で書ききれないことばかりでしたので、3日間の工程をより詳しく1日ずつに分けて振り返っていきたいと思います。
単なる思い出に、という意味合いもありますが、同時に参加しながら考えたこと、感じたことも今後の為に残しておきたいなという思いも含めて整理していきます。

合流~望月高原牧場へ移動

初日は午前10時に佐久平駅に集合。
主催者の皆さんと参加者が対面して簡単な自己紹介をしつつ、用意してくださった車に乗り込み出発しました。

いつもは運転しているため佐久の景色を眺める機会が少ないこともあり、のんびりと景色を眺めながら移動することができました。
また今まで通ったことのある道を全く別の企画で通っているのも何だか新鮮で不思議な気分でした。

望月高原牧場の牧草地も何度も訪れたことがあるため慣れ親しんだ場所ですが、普段は何もない高原に主催者の方々がテントやいすなどを用意してくださっていました。

高原牧場でのセッション

最初の共同作業ということでテントの最終設置を手伝い、テーブルの設営も完了してセッションスタート。

自己紹介

まずは自己紹介の時間を設けていただき、主催者や参加者だけでなく地域の方も加わっての時間となりました。

参加者の皆さんは私も含め地方移住に関して興味関心がある人ばかりです。
また主催者の方々も最近佐久市に移住したばかりという方もいらっしゃれば、移住はしておらず東京に住みながら今回のような地域の活動に協力しているといった方もいらっしゃいました。

今の仕事や暮らし方、佐久に来たきっかけ、今回参加した理由などのストーリーを聞くことができました。

もちろん私も自己紹介させていただきましたが、こうした自分が抱く地方移住に対する想いや経緯などをアウトプットさせていただく場があるだけでも頭の整理になり、貴重な時間をいただいたと感じました。

地域の方の講演

自己紹介が終わると、佐久在住の地域の方々による講演・プレゼンタイムとなりました。

4名の方がお話しいただき、移住した時期や理由、現在の働き方、暮らし方、そしてこれからの目標や計画などを聞くことができました。
皆さん職業としては異なりますが、自然だったり、農作物や農業だったり、地域での暮らし方だったり、共通する部分もありました。

こうした生の声を聞くことができる機会もなかなかありません。
少しずつ地方移住、佐久への移住が「自分事」になっていく感覚が湧いてきたのも感じました。

地域巡りのグループ分け

4名の方のお話しを聞いた後は実際に佐久の地域巡りをするためのグループ分けをしました。

目的地はそれぞれDIYをご自身で行なっているセルフビルドの現場、もしくはコミュニティ農園と道の駅を訪れるいずれか。

私は後者の方を選択しました。

高原牧場~地域巡り

望月高原牧場を後にして下山。

まずは道の駅ほっとぱーく浅科を訪問しました。
駅長(店長)をされている方とご挨拶もさせていただき、実際に販売されている商品や地元の特産品、農作物など売り場を見学しました。

道の駅から眺める浅間山も絶景で、都心では味わえない壮大な景色と程よくひんやりとした空気に心が癒されました。

次に佐久市の東側に位置する内山エリアへ移動。
うちやまコミュニティ農園を見学させて頂きました。

その名の通り農園での野菜作りを通じて交流ができるコミュニティとなっており、今現在も稼働しながら新しい取り組みや設備の準備を進められているとのこと。

やりながら改善していく、良くしていくという考え方も共感できる部分でした。
何でもかんでも完成していればよい、完璧が良いという考えではなく、不完全だからこそ意欲が湧いてきたり、不便さを楽しめるマインドは地方移住において大事な考え方ではないでしょうか。

チェックイン・懇親会

うちやまコミュニティ農園を出発する頃にはすっかり暗くなり、月が綺麗に辺りを照らしていました。

内山地区から中込地区に移動して、初日の宿泊先である柏屋旅館さんへ。

柏屋旅館は長野県佐久市中込商店街にある元老舗旅館をリノベーションしてシェアハウス兼ゲストハウスとして運営されている宿泊施設。

チェックインを済ませると温泉に入りに行く人と旅館で待つ人に分かれ、夕食・懇親会となりました。

懇親会では昼間に望月高原牧場で講演してくださった方々や夜から参加の地域の方々、佐久在住の方々も参加いただき大変盛り上がりました。

新型コロナウイルスの影響もあってどんちゃん騒ぎはもちろんできませんが、特に今年はこうした人との交流がただでさえ少なかった年です。

地域の方々に対してリアルなお話し、突っ込んだお話しを聞けたのも貴重な時間となりました。

1日目の総括

朝からの緊張感は夜の懇親会ですっかり無くなり、少しですが自分自身も地域に溶け込むことができたような感じがしました。

もちろんお話しできなかった方もたくさんいらっしゃいましたし、自分自身の気持ちや頭の整理をする時間は無かったのでその辺りは課題となりましたが、心地よい疲労感と充実感をもって布団に入り、熟睡できました。

1日目だけでも大変充実した1日となりました。

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