2019年の年末を佐久で過ごした2泊3日の旅

私は毎年のように年末年始は群馬県(南部の山奥)に帰省しています。
中でも、毎年ではありませんが帰省に合わせて佐久へ立ち寄り、年末を過ごすようになりました。

今回は年末年始休暇も利用して、2019年12月29日~大晦日まで佐久市に滞在しました。
一応は国内旅行とも言えますが、特別何かをしたわけではありません。

そんなありふれた日常的な国内旅行を楽しめるのも、自然が豊かで心温かな人が多い佐久の魅力ではないかと思っています。

国民宿舎『もちづき荘』に宿泊

今回も夏季休暇の時と同様、主な活動拠点?は望月馬事公苑さんでした。
いつもは佐久インター近くのホテルに宿泊していますが、今回は早めから旅行の予定を立てていたので国民宿舎『もちづき荘』さんに宿泊しました。

国民宿舎『もちづき荘』さんは年末年始や夏季休暇といった行楽シーズンだと直前の予約が取れないほど人気の宿泊施設です。
今回は早めに11月頃から予約していたので無事に部屋が確保できました。

実は国民宿舎『もちづき荘』さんは学生時代に合宿の宿泊所としてもお世話になっていました。
そのため夏休みの多くを過ごした思い出の場所でもあります。

卒業してからは随分と宿泊する機会が減ってしまっていたので本当に今回は数年ぶりとなりました。
久しぶりに当時を知っているスタッフの方ともお話しすることができ、当時の記憶がまたよみがえりました。

今回は素泊まりにしたので、食事はスーパーまで買い出しにいってきました。

温泉は昔から変わらず。疲れを癒して英気を養うことが出来ました。

久しぶりの乗馬

プロフィールに記載していますが、私は高校・大学と7年間馬術部に所属していました。
大学卒業後も3年程コーチをやらせていただき、約10年間は乗馬ライフを楽しんでいました。(体育会だったので辛いことも多かったですが笑)

とはいえ、仕事メインの生活の中で馬術部のコーチを退任してからはすっかり乗馬の機会も減ってしまいました。
そこで、今回は約2年ぶりとなる乗馬をしました!

普段から運動不足で身体が完全になまっていました。。

ただ面白いなと思ったのが、馬に乗るというスキルは自転車に良く似ています。
自転車に乗れる人なら分かると思いますが、乗れるようになるまでは本当に大変です。しかし、一度乗れるようになると余程のことが無い限り、乗れなくなってしまうことはないはずです。まさしく身体に染みついているということですね。

馬に乗るということも実はそれに似ていて、約2年ぶりでしたがある程度は乗ることが出来ました。
もちろん現役時代とは技術的にも体型的にも比べられないほど劣化してしまいましたが(苦笑)

流石に10年もやっていたことなのでそう簡単には忘れないものですね。
社会人になってからもそうですが、学生時代に馬術部の活動に熱中させてくれた親に感謝です。

動物たちの癒し

望月馬事公苑さんは乗馬クラブですので馬がいるのはもちろんですが、猫もいるので動物たちにはいつも癒されています。

一口に乗馬クラブと言っても方向性が異なるものです。
例えば競技会(試合)に積極的に出場し、良い成績を目指すまさに体育会系のような乗馬クラブもたくさんあります。
むしろ、そういった方向性の乗馬クラブの方が多いかもしれません。

一方、会員さんたちとのんびり乗馬を楽しみながら癒しのひと時を過ごし、英気を養うような目的で運営している乗馬クラブもたくさんあります。

望月馬事公苑さんもそのうちの一つです。
特に養老馬の管理や競馬から引退した引退馬の受け入れも行なっており、これは決してどこのクラブでもやっていることではありません。

先ほど書いた久しぶりの乗馬もTCCホースと呼ばれる引退馬支援活動の一環で在籍している馬に乗せて頂いたのです。
詳しくはこちら

こうした活動を通じて乗馬を楽しむだけでなく、馬や動物たちを大切にする気持ちを感じることも人として大事なことだと感じます。

厳しくも豊かな自然

佐久は夏に訪れると朝晩は涼しくて本当に過ごしやすいところです。
近くに避暑地として有名な軽井沢もあるくらいなので納得ですね。

一方、長野県ですから冬は寒いのは事実。
特に望月馬事公苑さんがある望月地区は佐久市街から車で30分くらい離れており、少しだけ山を登ったような所にあります。

とはいえ今年(滞在時は去年)は暖冬の影響もあってか例年よりは寒くない気もしました。
それでも滞在2日目の朝は大雪となる場面もありました。

そういった意味では都会の方が過ごしやすく、佐久の冬は厳しさもあります。
実は最近までそう思っていましたが、近年は東京でも季節外れの暑さや雪など本当に分からない気候になっているので、意外と変わらないのかもしれないなと感じるようにもなりました。

また暖かくなってきたら

2泊3日の滞在で馬に乗ったり厩舎のお仕事を手伝ったり、自然や動物に触れたりと素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

国内旅行といっても知っているところですし、もはや移住体験、田舎暮らし体験に近いものがあります。
こうした時間を大切にしながら、今度はまた暖かくなったら訪れたいと思っています。

移住に向けては仕事や家庭の都合もあるのでまだまだ具体的なプランは見えていないのが正直なところです。
今後も、まずは目の前の仕事や生活を大切にしていき、その過程で新たな一歩を踏み出せる準備をしていきたいと考えています。

2020年も引き続きよろしくお願いいたします。

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